いざ東京で医師として働きたいと思った時は

東京都内にはさまざまな魅力があります。特に働く人たちにとって、この街は世界の中でも魅力的であると言ってもいいでしょう。

医師にとってもこれは同じことが言え、医師免許を取得したら、あるいは数年間実績を積み上げたら東京で医師としてさらに精進したいと考える人も少なくありません。

いざ東京で医師として働きたいと思った時に気になるのが、医師の求人について。

その数もそうですし、内容も気になるところでしょう。

その中でも、やはり気になる人の多い給与に焦点を当てて考えてみたいと思います。


東京都内で働く医師たちの平均年収

その前に押さえておきたいのが、東京都内で働く医師たちの平均年収です。

これは、だいたい900万円ほどとなっています。

勤務医の場合、全国平均が1,100万円ほどですから、それを考えると200万円もの差があり、これには意外に思った人も少なくはないでしょう。

他にも1,000万円に届かない平均年収となっている地域はありますが、大都市東京で、これだけ医療が充実した地域であり、大きな病院も多数存在し、さらには患者数も多いにもかかわらず、全国的に見れば医師の年収の水準が低いという事実は、東京の医療施設で働きたいと考える人にとって、それをためらう原因となってしまいかねません。

しかし、平均年収が低いからといって、東京都内の各医療施設の求人情報に記載されている年収額が低いというわけではないので、この点には注意が必要でしょう。

人口が多いため患者数も必然と多くなり、しかし医療施設も多数存在することによって需給のバランスの関係で年収が上がらないとする意見もありますが、決定的な原因はこれではないと考えられます。

東京で働く医師の年収額が低い最たる原因は、研修医の存在です。


東京エリアと他の地域と比較

全国の47都道府県で、医学部が存在しないところはありません。必ず1校は医学部を有した大学が存在しています。

ほとんどの地域が1校のみですが、東京都にはそれが10校以上存在。2桁の医学部があるのは東京都のみ。

医学部を卒業し医師免許を取得すると、まずは研修医として働くことになりますが、研修医の年収は300万円台から400万円台。

医師全体の年収額には到底及びません。

その研修医の数が東京都は他の地域と比べ圧倒的に多いため、それがこの地域の医師全体の年収額を下げていると考えられます。

都内の医師求人をチェックしてみれば、他の地域と比較して平均年収額ほどの開きがないことはすぐにわかるはず。

圧倒的に高いとも言えませんが、インセンティブ制があるところも多く、各種手当を含めれば、十分な額を得ることができるでしょう。

少なくとも平均額を下回るような求人を見つける方が難しいのが実情です。