東京の医療に関する特徴

大都会である東京都ですが、都内でも過疎が進む地域があり、そこは人口密集地とは異なる事情があります。

少し乱暴かもしれませんが、東京という都市を23区内とそれ以外に分類し比較すれば、前者の方が医療に関してはより進んでおり、後者は前者と比べて医師の数や医療施設が不足していると言えるでしょう。

例えば、医療施設数。

都内全体でみると、この中には650ほどの病院が存在しています。

では、このうちどれだけが特別区内に集まっているかといえば、およそ400です。

つまり、23区外には250ほどの病院しかないことになります。

もちろん、人口の比率で見れば決して少な過ぎるとは言えませんが、医療設備などの点も踏まえれば、東京都内でも一種の格差があると認められるでしょう。


特別区での割合

ちなみに、都内にはおよそ13,000の診療所がありますが、そのうちの9,700ほどが特別区内に存在しています。

どちらかといえば、こちらの方が格差のある状態と言えそうです。

歯科診療所は都全体で10,000ちょっとの数に対し、特別区内にはそのうちの8,300ほどが集まっている状態。

人口比で考えれば、やはり診療所の格差は大きく、一部不便な思いをしている都民もいると考えられます。

この状況からもわかるとは思いますが、医師求人に関しても、やはり数的な差は否めないでしょう。

都内で医師求人を探せば、その多くは23区内にある医療施設のもの。

それを売りとしている求人もあります。

つまり、非常にアクセスが良く、設備が整っていることをアピールしている求人が多く見られるのです。


23区外の求人に関して

23区外の求人はどうかといえば、もちろんないわけではありません。

250の病院、3,000以上の診療所、歯科診療所も2,000近くありますから、そこからの求人情報も見つけることは可能です。

特に多いのは八王子市や町田市あたり。

町村レベルでは病院がないところもあるので求人を見つけることは困難ですが、市レベルであれば全く見つからないということはありません。

待遇に関しては、特別区内の求人が特別良く、それ以外の場所は悪いということはないでしょう。

特別区内の医療施設で働くことに魅力を感じている医師は少なくないため、むしろ23区外の求人の方が条件がいいケースも少なくはないのです。

都内にも格差のある医療事情や医師求人。

しかし、やはりそれぞれの求人を丁寧に比較することに最も注力すべき。

そうすれば、自分の目指す働き方がより実現しやすくなるのではないでしょうか。